2008.11.03 (Mon)
わが刃の前に斬れぬものなし
…と、カイネル王子が仰るのでみんなはいろんなものを切らせてみることにしました。
「ハムスター」
「き、斬れるのに斬れぬなぜだか斬れぬ絶対に斬れぬぅぅ〜!」
「リュウナ様」
「な、なんだか斬ってはいけない気がするぅぅ〜!」
「え?わたくしカイネル王子に甲板で一度斬り倒されましたよ?」
そんな悲しき運めもにっこり笑って語るのでカイネルはバカにされたような気がしました。
「かかって来い!かかって来い!」
「じゃあ見切りとかすみの術Lv20でイリュージョンマント装備したにゃんこ」
「き、斬るも何も当たらんにゃんこ貴様そこでじっとしてろ!」
「じっとしてるよぉアタシ修行とか酒場の仕事とか忙しいのさっさと斬ってよね」マオは暇つぶしに爆裂人形をせっせと作り始めました。「これでよしっとvこれでよしっとv二十体完成〜♪」
「太極拳みたいだね」と、シオンもにっこり。
「それってピオス先生が朝勇者亭の前に街の人集めてやらせてる奴じゃないの?」と、エルウィンがツッコミ。
「えっそうだっけ」
一同あはははは…。
「仕方がないじゃあブランネージュ!」
「斬れるわけがないだろう!」
「あら兄さん私も旧街道で斬られそうになったわアイスウォールの中がしがし歩いて刀が届く前に死んだけど」
「斬れないものばっかじゃない」と、マオに言われてカイネルはがっくりうなだれました。
「じゃあほらガラハッドの写真」
「斬る!斬る!斬るぅぅぅぅ〜!」
「うわっすっごい執念!」
写真は一瞬で一センチ角の紙切れと化しました。
ヴォルグ団長は調理場からいろんな肉野菜を持って来ました。
「うおお刀がサビになるけどもう斬る!斬る!斬るぅぅぅ〜!」
ぐるんと一回り。
「まあ今晩のシチューの具が一瞬で完成です」リュウナ様もびっくり。
「ラザラスがやったら一瞬でみんなぺったんこだよ」とシオン。
一同あはははは…。
今度はラザラスが怒り出しました。
「オレ、みんな、作る!」
「ええっムチャよできるわけないじゃん!」
ラザラスはがああと炎を吐きました。
「ガス代が浮くわね」エルウィンも大喜び。
「ラザラス!いけません火が強すぎます!」
魔法力が下がるものを被せれば弱火、上がるものを被せれば強火になるようです。
「では男二人で厨房に行って来い!」と団長。
「邪魔するものは…斬る!」
「ギャース!」
運ぶ。止める。時間を見る。大概の料理人はせかせかしていておっかないものです。
「オーブン…オーブン…うわあフライパンが…どけー!」月光断で全力疾走。
「タマネギ…ミキサー…」
「うわあ竜巻斬りやめろ!飛ぶ!死ぬ!涙がああああ」
「あの、ではわたくしが聖なる結界でラザラスの周りを覆っていますので…」
「女は厨房に入って来るな!ほれできたの持ってけ!」リュウナ様に皿を押し付けました。
「兄さん。余った魚は凍らせておくわ」
「持ってけ!」ブランネージュに生魚を任せておきました。
「味はなかなかだが見栄えがなあ。表面を焦がす道具…えいっスパーク!スパーク!」
「オレに火花を飛ばすな!」
「痺れちまうぜ」
漢の料理が完成しました。時間もお金もたくさん節約できました。けれど味はイマイチです。
「まあ立派な半月斬味も大変よろしく…」それでもにっこりリュウナ様。けれどカイネルの気は晴れませんでした。
「それはただのカマボコだ」
「スーパーで買って切ればできる。リュウナはそんなことも分からんのか」
「ルーンベールの王女様がなぜカマボコに詳しいのですか?」
「そ、それは…」
「ふっふ。アイラは庶民の家にも嫁げるよう国一番の料理家に師事したのだ」
「えっそうかしら…いやそんなことはないぞ」
「無理しなくていいよ女の子らしい方が似合ってるなあ」とシオン。
ブランネージュは(ぽっ)と頬を染めてみました。
「料理の先生?なんか世界が違うってカンジ」
「マオはにゃんこなんだからおいしいサンマが焼ければ十分だよ」
「あっひどーい傷ついた」
一同あはははは…。
「まあとにかくカイネルとラザラスの料理はまずいということで」ヴォルグ団長がはっきりそれを言い切りました。
「調理場…掃除しろよ…」
竜巻斬り…月下乱舞…スパーク…コゲコゲ…斬りまくり…。
「言っておくが…オレの力はこんなものじゃないからな…」
「ハムスター」
「き、斬れるのに斬れぬなぜだか斬れぬ絶対に斬れぬぅぅ〜!」
「リュウナ様」
「な、なんだか斬ってはいけない気がするぅぅ〜!」
「え?わたくしカイネル王子に甲板で一度斬り倒されましたよ?」
そんな悲しき運めもにっこり笑って語るのでカイネルはバカにされたような気がしました。
「かかって来い!かかって来い!」
「じゃあ見切りとかすみの術Lv20でイリュージョンマント装備したにゃんこ」
「き、斬るも何も当たらんにゃんこ貴様そこでじっとしてろ!」
「じっとしてるよぉアタシ修行とか酒場の仕事とか忙しいのさっさと斬ってよね」マオは暇つぶしに爆裂人形をせっせと作り始めました。「これでよしっとvこれでよしっとv二十体完成〜♪」
「太極拳みたいだね」と、シオンもにっこり。
「それってピオス先生が朝勇者亭の前に街の人集めてやらせてる奴じゃないの?」と、エルウィンがツッコミ。
「えっそうだっけ」
一同あはははは…。
「仕方がないじゃあブランネージュ!」
「斬れるわけがないだろう!」
「あら兄さん私も旧街道で斬られそうになったわアイスウォールの中がしがし歩いて刀が届く前に死んだけど」
「斬れないものばっかじゃない」と、マオに言われてカイネルはがっくりうなだれました。
「じゃあほらガラハッドの写真」
「斬る!斬る!斬るぅぅぅぅ〜!」
「うわっすっごい執念!」
写真は一瞬で一センチ角の紙切れと化しました。
ヴォルグ団長は調理場からいろんな肉野菜を持って来ました。
「うおお刀がサビになるけどもう斬る!斬る!斬るぅぅぅ〜!」
ぐるんと一回り。
「まあ今晩のシチューの具が一瞬で完成です」リュウナ様もびっくり。
「ラザラスがやったら一瞬でみんなぺったんこだよ」とシオン。
一同あはははは…。
今度はラザラスが怒り出しました。
「オレ、みんな、作る!」
「ええっムチャよできるわけないじゃん!」
ラザラスはがああと炎を吐きました。
「ガス代が浮くわね」エルウィンも大喜び。
「ラザラス!いけません火が強すぎます!」
魔法力が下がるものを被せれば弱火、上がるものを被せれば強火になるようです。
「では男二人で厨房に行って来い!」と団長。
「邪魔するものは…斬る!」
「ギャース!」
運ぶ。止める。時間を見る。大概の料理人はせかせかしていておっかないものです。
「オーブン…オーブン…うわあフライパンが…どけー!」月光断で全力疾走。
「タマネギ…ミキサー…」
「うわあ竜巻斬りやめろ!飛ぶ!死ぬ!涙がああああ」
「あの、ではわたくしが聖なる結界でラザラスの周りを覆っていますので…」
「女は厨房に入って来るな!ほれできたの持ってけ!」リュウナ様に皿を押し付けました。
「兄さん。余った魚は凍らせておくわ」
「持ってけ!」ブランネージュに生魚を任せておきました。
「味はなかなかだが見栄えがなあ。表面を焦がす道具…えいっスパーク!スパーク!」
「オレに火花を飛ばすな!」
「痺れちまうぜ」
漢の料理が完成しました。時間もお金もたくさん節約できました。けれど味はイマイチです。
「まあ立派な半月斬味も大変よろしく…」それでもにっこりリュウナ様。けれどカイネルの気は晴れませんでした。
「それはただのカマボコだ」
「スーパーで買って切ればできる。リュウナはそんなことも分からんのか」
「ルーンベールの王女様がなぜカマボコに詳しいのですか?」
「そ、それは…」
「ふっふ。アイラは庶民の家にも嫁げるよう国一番の料理家に師事したのだ」
「えっそうかしら…いやそんなことはないぞ」
「無理しなくていいよ女の子らしい方が似合ってるなあ」とシオン。
ブランネージュは(ぽっ)と頬を染めてみました。
「料理の先生?なんか世界が違うってカンジ」
「マオはにゃんこなんだからおいしいサンマが焼ければ十分だよ」
「あっひどーい傷ついた」
一同あはははは…。
「まあとにかくカイネルとラザラスの料理はまずいということで」ヴォルグ団長がはっきりそれを言い切りました。
「調理場…掃除しろよ…」
竜巻斬り…月下乱舞…スパーク…コゲコゲ…斬りまくり…。
「言っておくが…オレの力はこんなものじゃないからな…」
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